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インタビュー

※機能やサービス内容については、記事掲載当時の内容になります

エンド企業との直接取引や社員の成長につながる案件参画のためにアサインナビを継続利用しています!

岡田 和之様 フォーディーバランス株式会社 代表取締役

今回は、フォーディーバランス株式会社 代表取締役 岡田 和之 様にお話しを伺いました。

フォーディーバランス株式会社は、2009年設立、従業員5名の企業です。
自社社員の成長につながるような案件、また案件元企業と出会えているということでしたので、ご活用方法を伺いました。

貴社の事業について教えてください。

弊社は、映像情報セキュリティに特化したシステムの提案・開発をしています。
受託で依頼を受ける事が多く、主にウェアラブルデバイスに組み込む、映像伝送システムの開発を行っています。

組込み系システムのセキュリティニーズは、大型施設や大規模イベント時に特に需要が発生します。
たとえば、ウェアラブルカメラなどに導入して、映像を伝送するシステムは、災害救助やテロ対策などの緊急時に活用されています。実際に、熊本の震災の時や、東京マラソンのランニングポリスが着用するシステムにも弊社の製品が導入された実績もあります。

弊社はデバイスへの組み込みに強みがあるため、 “ものづくり” という職人的な視点でのプロジェクト遂行を考えてきました。しかし、今後のセキュリティニーズは、クラウドサービスへの対応が求められるため、サーバー系や業務アプリなどの知見も必要になってくると考えています。

今後、2020年の東京オリンピックでもセキュリティ分野は大きなニーズが出てくると予測しています。
そのために、クラウドの知見・スキルを身に着けられるような案件に参画させることで、社員や企業の成長につなげたいと思っています。

アサインナビのどのようなところに魅力を感じて頂いていますか。

弊社は受託開発がメインではありますが、常時一定の業務量があるわけではありません。
そのため、システムエンジニアリングサービス(以下、SES)や人材派遣で、クラウド関連のスキルを身に着けられるような案件を探したり、エンド企業と直接取引できるような機会を狙ったりしています。

アサインナビを利用する事で、まだ出会ったことのない企業や、ビジネスパートナーになりうる企業を見つけることが出来るため、SESを通して案件獲得につなげられています。
更に交流会などのイベントに参加する事で、直接出会える機会があるところも良いと思います。

最近は、元請け案件などの商流の浅い案件をお持ちの企業に出会う機会も多いと感じています。
アサインナビは2年ほど前から利用しているのですが、その事に気づいてから、当初と比べると利用頻度が増えたと思います。

最初はSESでの案件参画だったとしても、現場のエンジニアが良い結果を出せばお客様から信頼してもらう事ができ、継続的に引き合いを頂けるだけでなく、新たな案件も任せてもらうことができます。
そのようにお客様の信頼を得ていけば、受託開発の提案につなげられることも多いです。

アサインナビをどのようにご活用頂いていますか。

案件を探す際に、気を付けている事が2つあります。

1つ目は、「どの会社が・どのような案件を出しているか」に注意することです。
具体的には、コンサル・PMO案件や開発案件について、開発会社が出しているのか・コンサル会社が出しているのか、を注視しています。

その理由は、「開発会社が掲載しているコンサル・PMOなどの上流案件」や「コンサル会社が掲載している開発案件」の場合、掲載企業が保持している人材のスキルや知見では補えない分野の案件だと予想しています。その現場に参画した際に、弊社のエンジニアがお客様から信頼を得ることが出来れば、継続してお客様との良い関係を続けられると考えているからです。
一方で、「コンサル会社が掲載しているコンサル・PMOなどの上流案件」や「開発会社が掲載している開発案件」の場合、掲載企業が保持している人材のスキルで補えるが、人数が足りていない案件と予想出来るため、要件や条件は細かいが、制約が多い案件だと予想しています。
そのため、「開発会社が掲載しているコンサル・PMOなどの上流案件」や「コンサル会社が掲載している開発案件」をねらうことで、お客様との良い関係を築ける案件を開拓することが出来ると考えています。

2つ目は、開発言語ではなく、業務内容で検索することです。
その理由は、弊社は事業領域が特化しているため、その分野の様々な製品にあわせた知識・スキルが必要になるからです。そのためSESの案件でも、限られた開発言語の仕事より、複数の知識・スキルが身に付くような仕事を探しています。
結果、社員が成長していき、お客様からの信頼も得られるようになります。


フォーディーバランス株式会社様は、案件の探し方を工夫する事によって、エンド企業や商流の浅い企業の案件に直接アプローチできることが出来ています。また、開発言語ではなく業務内容で案件を探すことで、自社社員の成長につながるような案件・同社のメインサービスに活かせるような案件を開拓できることにも魅力を感じて頂いております。

岡田様、今回は貴重なお時間いただき、ありがとうございました。

 

取材日 2017年5月